岩手山
 
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[南部片富士]の名で知られる秀峰岩手山、標高2.038メートル。

有史以来5回の噴火による火山地形は日本でも珍しく、四季折々の豊かな表情を見せています。

馬返し登山口は最もポピュラーな登山コース。風景だけでなく数多くの高山植物が生息し、登山する人々の目を楽しませています。

 

岩手山に咲く高山植物
岩手山に咲く高山植物 イソツツジ マルバシモツケ キクサキイチリンソウ
  イソツツジ マルバシモツケ キクサキイチリンソウ
ヨツバシオガマ ヤマオダマキ コマクサ ムシトリスミレ
ヨツバシオガマ ヤマオダマキ コマクサ ムシトリスミレ
ミネウスユキソウ ミヤマカラマツ オオバキスミレ イワカガミ
ミネウスユキソウ ミヤマカラマツ オオバキスミレ イワカガミ

 

春子谷地

岩手山

春子谷地は、岩手山南東の鞍掛山山麓に開けた湿原で、

標高450m前後であり鞍掛山(897m)からの伏流水の湧水によって成りたっています。

この湿原は有史以前に奥羽山脈の山麓地帯の広い範囲にあったと思われる湿原を代表するものの一つであるといわれています。

現在この周辺には人工草地や畑が作られているにもかかわらず、湿原にはほとんど人の手が加えられることがなく、

自然状態が良く保存されています。

 

季節によって、春にはエゾハンノキやミズバショウ、サクラソウが咲き、夏にはノハナショウブやエゾノヒツジグサ、モウセンゴケが咲き、

サギスゲやワタスゲの白い綿毛が風にそよぎます。そして秋にはウメバチソウやサワギキョウ、エゾリンドウが見られます。

 

このように、この湿原には珍しい植物が生えているばかりでなく、

永い間に亙り、自然がうけつがれて来たものであり、この残された大切な自然を長い目で見守ってゆかなければならないのではないでしょうか。

 

鞍掛山

 

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鞍掛山は、宮沢賢治をモチーフとした名勝「イーハトーブの風景地」の一つとして国の指定を受けています。

宮沢賢治は、岩手山や鞍掛山に何度も登っています。

そして、あの豊かな作品群を生み出す原動力に岩手山麓の自然が大きく役立っているのです。

今でも多くのハイカー達が、四季を問わず鞍掛山に登り四季折々の自然を楽しんでいます。

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